『夫を殺したはずなのに』第10話ネタバレ感想 異母兄弟の疑いと、慶太が隠しているもの

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「夫を殺したはずなのに」第10話感想 2026年ドラマ
イメージ画像(AI生成)です

前回、義母・真由美に殺された莉乃は、また結婚記念日の日へタイムリープする。6度目の人生が始まった第10話は、復讐そのものより、「血のつながり」と「慶太はどこまで知っているのか」が軸になった回だった。

以下ネタバレを含みます。

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6度目の人生と、異母兄弟という疑念

戻った莉乃は、自分と慶太が異母兄弟ではないかと衝撃を受ける。ただ、すぐに信じきれない。慶太に亡くなった父親のことを聞くと、「包丁でめった刺しにされて亡くなった」と言ったあと、「冗談だ」と笑う。本当は赤ん坊のときに病気で亡くなった、と。

冗談にしては、苑子の事件と重なりすぎる。真実を莉乃に打ち明けられないのはなぜなのか。その疑問が、この回の起点になる。

真由美の家と、隠された3人の写真

莉乃は真由美に電話し、慶太の子どもの頃の写真を見せてもらいに行く。以前の人生では刺されている相手だ。部屋に入ると、台所で包丁を持った真由美がいた。一瞬身構えるが、メロンを切っていただけだった。サスペンスとしての演出は分かる。ただ、包丁を人に向けたまま話すのは、現実味としては違和感がある。

アルバムには、不思議なことに慶太の父親の写真が一枚もない。真由美が席を外した隙に探すと、別のアルバムに、写真の影へ隠された3人の写真が見つかる。なぜ隠しているのか。不倫の末に相手に殺された夫を、今も許せていないからかもしれない。あるいは、真由美は事件以外の何かをまだ隠しているのかもしれない。

樹への告白と、DNA鑑定という選択

莉乃のスマホに不倫配信サイトのURLが送られてくる。以前の人生を知る莉乃には、差出人が樹だと分かる。莉乃は自分の身の上を打ち明け、慶太が腹違いの兄弟かどうか調べる手助けを頼む。樹は、莉乃が母親の存在をなぜ知っているのか疑問に思う。詳しくは言えないと返され、不審を抱きながらも協力を約束する。

慶太の父親を苑子が殺したのか、二人が異母兄弟なのかを確かめるにはDNA鑑定がいい、と樹は助言する。莉乃は家で慶太の歯ブラシを袋に入れる。ちょうどそのとき慶太が帰ってくる。いつもは不倫相手のエレナと会って遅く帰ってくるのに、その日は結婚記念日だから仕事を早く切り上げてきた、という。

慶太は歯ブラシがないことに気づき、「捨てた?」と聞く。莉乃は「開いていたから捨てた」と嘘をつく。莉乃がその場を離れたあと、慶太はゴミ箱に何も捨てられていないことを不審そうに見つめていた。小さな嘘ひとつで、夫婦の間の疑いはさらに深まる。

変わっていく結婚記念日

その夜、慶太は莉乃にネックレスを渡す。タイムリープする前の世界では、こんなことはなかった。状況が変わり始めているのは、真相に近づいているからではないか、と莉乃は考える。

これまでのループと違う動きが増えているだけに、贈り物そのものより「なぜ今回はこうなるのか」のほうが気になる。

復讐説の違和感

翌日、慶太は休日出勤で出かける。莉乃は樹に会い、歯ブラシとDNA鑑定の書類を郵送する。樹は、慶太が「莉乃が苑子の娘だ」と知ったうえで近づいた可能性を口にする。莉乃はそんなはずはない、目的が分からないと言う。樹は、復讐のために近づいたのかもしれない、と返す。

仮に復讐のためだとしても、莉乃と結婚する必要はない。もし本当に異母兄弟なら、血のつながりを知ったうえで子どもまで望むのは不自然だ。慶太が莉乃との子どもを望んでいたことも、この説とは噛み合わない。だからこそ、「近づいた理由は復讐だ」と決めつけるのは早い。

殺したい相手と、重なる手口

職場で同僚がセクハラ親父を「殺してやりたい」と言ったとき、慶太は自分にも殺したい相手がいることを仄めかす。しかも「首から足まで、体中を包丁でめった刺しに」とまで言う。冗談にしては具体的すぎる。苑子が慶太の父を殺した手口と重なる以上、その相手が莉乃の母親・苑子だと見るのは自然だ。

ベッド下のスクラップと、置かれた離婚届

家に戻った莉乃が掃除をしていると、ベッドの下から母・苑子の事件記事をスクラップしたファイルが出てくる。病死だと聞かされてきたなら、事件記事を会社のロッカーに隠し、自宅へ移す必要はない。慶太は少なくとも、父親の死が病気ではないこと、犯人の名が松島苑子であることを知っている。

慶太は「話したいことがある」と電話する。順番から見れば、愛人に父親を殺された事実を、ようやく口にしようとしていた可能性が高い。家に戻る終盤、エレナのメッセージもブロックしている。話す準備として、愛人側を切っているように見える。だが帰宅した慶太の前にあったのは、離婚届、指輪、ネックレス、そして事件記事だった。

話す前にファイルを見た莉乃は、自分と慶太が異母兄弟であり、結婚自体が復讐だったと思ったのだろう。慶太からすれば、打ち明けるつもりだった過去を先に見られ、妻に捨てられた形になる。第10話の怖いところは、同じスクラップを見ても、一方は告白の材料、もう一方は絶縁の証拠になることだ。

次回は、慶太が何を話そうとしていたのかが明らかになるはずだ。父親の死だけを隠していたのか、莉乃の出自まで知ったうえで黙っていたのか。第10話ですれ違った告白が、どうなるのかに注目したい。

番組情報

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ドラマプレミア23『夫を殺したはずなのに』
原作:赤石真菜(LINEマンガ配信中)
放送:テレビ東京系 毎週月曜よる11時6分~

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放送後の見逃しはTVer、Leminoでも配信があります。

出演:内田理央(本庄莉乃/松島苑子)、渡邊圭祐(本庄慶太)、箭内夢菜(菊池エレナ)、曽田陵介(波多野樹)、小林亮太(遠藤誠)、丹生明里(笹部琴子)、紺野まひる(長谷川文枝)、山下容莉枝(本庄真由美)

第10話「永遠の愛の象徴」 2026年9月7日放送
第11話 2026年9月14日放送予定

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