『Tokyo middle 30』第8話感想|猫を返せと言われた薫子と、距離が開く3人の家庭

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「Tokyo middle 30」第8話感想 2026年ドラマ
イメージ画像(AI生成)です

高校の同級生・佐倉麻紀、山地遥、永野薫子。それぞれの恋愛と家庭が、少しずつきしむ回でした。今回いちばん強く残ったのは、薫子の選択と、義孝の距離感です。

※この記事は、第8話のネタバレを含みます。

薫子と義孝——猫のおもちを返せと言われた夜

薫子は、清水義孝から「猫のおもちを返してこい」と言われ、家を出ることを決めます。流産のあと寂しい気持ちでいた薫子が、子供の頃からの夢だった猫を飼うと決めた。義孝は猫嫌い。出張中に迎え入れて既成事実にしようとしたのは、甘かったという展開です。

猫より妊活を優先してほしい、と言われた薫子の気持ちはよくわかります。赤ちゃんを失って間もない彼女の気持ちも考えずに、自分の都合だけを押しつける義孝。結婚生活を続ける意味があるのか、と彼女が悩むのは自然です。

友人の麻紀や遥に電話で相談しても、出張中の引っ越しは良くないと止められます。 義孝に気持ちを真正面から話せば、反対されて言いくるめられるとわかっているから、話せない。学校の同僚・長野に事情を明かすと、引っ越しの手伝いを申し出てくれます。

義孝に感じたデリカシーのなさ

義孝は、薫子の気持ちを考えなさすぎだと思います。妊娠中は「まだ心の準備ができていない」と出産に前向きではなかったのに、急に入籍して育てる気になった。それ自体は良い転換だったかもしれません。

ただ、赤ちゃんがお腹の中で亡くなっているとわかったうえで出産するしかなかった薫子の心労は大変なことだったと思う。産みの苦しみは味わうのにすでに子供は亡くなっているのだから。

それから1ヶ月しか経っていないのに「また子どもを作ろう」と言い出すのは、デリカシーに欠けています。

それから、すでに保護猫を引き取り、家に連れてきたあとに「返してこい」はない。大人が決めたことなのに、自分が猫嫌いだから、妊活を優先すべきだと思っているから、それを相手に押しつけるのは違うと思います。

魅力的な要素も薄いし、子どもがいなければ結婚しなかったのではないか、と感じます。だから、合わないと思うなら別れる選択も、仕方ないのかもしれません。

遥と晃之介——シンガポールに来てほしくなかった理由

遥は藤川晃之介と付き合いはじめて間もないのに、マンションを借りてもらって住んでいます。晃之介の仕事の拠点はシンガポールで、主にそちらで暮らし、たまに日本へ戻る生活。だから、同棲というより、日本にいる愛人みたいだなと、なんとなく思っていました。

遥がシンガポールへ行きたいと言っても「旅行なら別の場所がいい」とはぐらかし、親友に会わせたいと言うと「日本にいるときは遥と二人きりでいたい」と避けます。

おかしいな、と思っていたら、ラストで遥のお店に訪れた女性がいました。次回予告で、それが晃之介の妻だとわかる。だからシンガポールには来てほしくなかったのか、と納得しました。

最低な不倫男です。

麻紀夫婦も、うまくいかない

麻紀の夫・宗司は美容外科医で、脂肪吸引の施術をすることを麻紀には言わずに決めていた。それを知った麻紀が相談がないことを責め仕事に口を出すと、宗司は相談したら認めてくれないだろと言い放つ。夫のプライドを踏み躙っていたことを知って、麻紀は反省する。

宗司は、取引先の女性に言い寄られていた。プライベートで会うのをよそうメッセージを送ると、患者としてその女性がやってきた。そして、宗司にキスをする。

こちらもなかなかうまくいきませんね。

3人の親友の恋愛と家庭が、この先どう転がるのか。次話以降がいっそう気になる回でした。

番組情報

  • タイトル:Tokyo middle 30(トウキョウミドルサーティー)
  • 放送:フジテレビ系「水10」枠 毎週水曜 22:00〜22:54
  • 放送開始:2026年7月22日(水)
  • 原作:中国ドラマ『Nothing But Thirty』
  • 脚本:北川亜矢子
  • 主題歌:ふみの「東京」
  • 配信:FOD

主なキャスト
佐倉麻紀:仲里依紗/山地遥:のん/永野薫子:深川麻衣/宗司:渡辺大知/藤川晃之介:朝井大智/清水義孝:風間俊介

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